さおりさん
面接で「お子さんが熱を出したら、どうされますか?」って聞かれたら…。
正直に「休みます」って言ったら、落とされちゃうよね?
りぃママ
嘘をつく必要も、不利になる必要もありません。
答え方には「型」があるんです。0歳と3歳を抱えて面接を受けた私が、実例でお伝えしますね。
私は、福祉職12年・転職2回の社会福祉士。
2回目の転職では、0歳と3歳を抱えた状態で面接を受けました。
「子どものことを聞かれたら、どこまで正直に言えばいいのか」──
その悩み、私も面接前夜にぐるぐる考えました。だから今日は、そのまま使えるセリフの型をお渡しします。
📖 この記事でわかること
・面接官が「子どもの熱」を聞く、本当の理由
・そのまま使える、答え方のセリフ例3パターン
・面接で「見極め返す」ための逆質問のコツ
面接官が「子どもの熱」を聞く、本当の理由
まず、面接官の頭の中を知っておきましょう。
答え方は、そこから逆算すると見えてきます。
面接官が知りたいのは、「休むかどうか」ではありません。
休みが発生したとき、業務がどうなるかをイメージできるかです。
- 急な休みのとき、誰かサポートはあるのか
- 本人は、仕事への責任感を持っているのか
- 入社後、「聞いてた話と違う」とお互いならないか
つまり、面接官の不安は「予測できないこと」。
だからあなたの答えは、正直な事実+見通しのセットで返せばいいんです。
ちなみに──本来、家族構成などの個人的な事情は、採用選考で配慮されるべき事項とされています。
それでも現実には聞かれることがある。だから、備えておくのが現実的な戦略です。
そのまま使える、答え方のセリフ例3パターン
答えの型はこれです。
①事実を正直に → ②サポート体制や対策 → ③仕事への姿勢
この順番で話せば、嘘をつかずに、誠実さと安心感を両方伝えられます。
パターンA:頼れる人(親など)が近くにいる場合
「子どもの急な発熱時は、基本的には私が対応します。ただ、近くに住む母のサポートも受けられるため、業務への影響は最小限にできるよう調整します。当日はできる限り早くご連絡し、引き継ぎに支障が出ないよう努めます。」
パターンB:頼れる人が近くにいない場合(正直に言っていい)
「サポートしてくれる親族が近くにいないため、急な発熱時は私が対応することになります。そのため、病児保育の登録を済ませており、利用できる場合は出勤いたします。難しい場合も、当日の業務の引き継ぎを丁寧に行い、翌日以降でリカバリーいたします。」
ポイントは、「休みます」で終わらせず、「そのために準備していること」を添えること。
病児保育の登録、ファミリーサポートの登録は、面接前に済ませておくと、そのまま「準備力」のアピールになります。
パターンC:夫と分担できる場合
「夫と分担して対応しています。私だけがすべて休む形にはなりませんので、業務への影響は分散できます。夫婦で予定を共有し、どちらが対応するか前日までに決める運用にしています。」
📝 大事な注意
「絶対に休みません」とできない約束をするのはNGです。入社後に苦しくなるのはあなた自身。事実ベースで、できる範囲の対策を伝えるのが、長く働くための誠実さです。
他にも聞かれがちな質問と、答え方のヒント
「残業はできますか?」
できない日が多いなら、正直に。ただし言い方を工夫します。
「保育園のお迎えがあるため、日常的な残業は難しいです。そのぶん、勤務時間内の生産性には自信があります。どうしても必要な場合は、事前にご相談いただければ調整可能な日もあります。」
「時短勤務はいつまでの予定ですか?」
「下の子が〇歳になるまでは時短を希望しています。その後は、子どもの状況を見ながら、フルタイムへの移行を前向きに考えています。」
「ずっと時短のつもり」でも、見通しを話せる形にしておくと、面接官は計画を立てやすくなります。
「二人目(次のお子さん)のご予定は?」
これは、本来答える義務のない質問です。
角を立てずにかわすなら、こう。
「今は、仕事と今の子育てを軌道に乗せることを最優先に考えています。」
答えたくない質問に、無理に答えなくていい。
そして、こうした質問を平気でしてくる職場かどうかも、あなたが職場を見極める材料になります。
面接は「見極められる場」じゃない。「見極める場」でもある
さおりさん
面接って、どうしても「審査される場」って思っちゃって、緊張するの。
りぃママ
逆なんです。こっちも職場を面接しているんですよ。
その意識に切り替わると、緊張が少し薄れて、質問も堂々とできます。
私が0歳と3歳を抱えて面接を受けたとき、意識していたのはこれでした。
「選ばれる」だけの面接は、入社後のギャップを生みます。
あなたからも質問して、職場の実態を見極めてください。
- 「現在、育児中の職員の方は何名くらいいらっしゃいますか?」
- 「お子さんの発熱などの際、皆さんどのようにフォローし合っていますか?」
- 「時短勤務の方の、実際の勤務時間を教えてください」
この逆質問の意図と使い方は、柱記事「面接で確認すべき3つの質問」で詳しく解説しています。
そして覚えておいてください。
子持ちを理由に渋い顔をする職場は、入ってから苦労する職場です。
面接で落とされたのではなく、地雷を事前に発見できた。そう考えていいんです。
今夜できる、たった1つのこと
🌙 今夜の宿題(1分で終わります)
スマホのメモに、「子どもの発熱時、うちの場合どうするか」を1行で書いてみてください。
「私が休む+病児保育登録済み」など、事実だけでOK。
それがそのまま、面接の答えの土台になります。
ワーママの転職面接についてよくある質問
💬 よくある質問(FAQ)
Q. 子どもがいることは、自分から言うべきですか?
隠して入社すると、入ってから苦しくなりがちです。履歴書・面接の自然な流れで伝え、同時に「働ける体制」もセットで伝えるのがおすすめです。堂々と伝えて歓迎されない職場は、長く働ける職場ではありません。
Q. 面接で緊張して、うまく話せる自信がありません。
セリフを丸暗記するより、「事実→対策→姿勢」の順番だけ覚えておきましょう。順番さえ守れば、多少言葉に詰まっても誠実さは伝わります。むしろ流暢さより、正直さのほうが信頼されます。
Q. 面接で子どものことばかり聞かれて、嫌な気持ちになりました。
その感覚は大切にしてください。仕事の能力より家庭の事情ばかり確認する面接は、入社後もそういう目で見られる可能性のサインです。あなたが職場を選ぶ側でもあることを、忘れないでくださいね。
さいごに
ここまで読んでくれて、ありがとうございました。
子どもがいることは、面接で隠すべき弱点ではありません。
毎日を回しながら働いてきた実績の証明です。
事実を正直に、対策とセットで、堂々と。
それで評価してくれる職場が、あなたが長く働ける場所です。
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子どもの存在は、弱点じゃない。
あなたも、職場を選んでいい。
あなたは、大切な存在です。
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面接、応援しています。深呼吸して、いってらっしゃい。


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