さおりさん
夜21時。気がつくとスマホで「ワーママ 転職」って検索してる毎日…。
でも、結局スクロールするだけで閉じちゃう。私だけ、動けないのかな?
りぃママ
お疲れさまでした。あなただけじゃないですよ。
当時の私も、毎日そう思っていました。今日は、当時の私から、あなたへの「手紙」を書きます。
私は、福祉職12年・転職2回の社会福祉士。パワハラ・モラハラでメンタルが壊れかけて退職し、いまは朝4時起きで3児を育てながら、月10万円のライターをしています。
「後悔したくない」「でも動けない」── その気持ち、痛いほど分かります。
だからこそ、ありのままに書きますね。
📖 この記事でわかること
・ワーママの転職で後悔する人の共通点3つ
・面接で「入ってから後悔しない職場」を見抜く3つの質問
・「動けない」が「動ける」に変わった、私の実体験
ワーママの転職がこわい理由、たいていこの4つに集約されます。
- 給料が下がるんじゃないか
- 時短で雇ってくれる職場なんてあるのか
- 保育園の送迎、間に合う距離か
- 新しい人間関係、また失敗したらどうしよう
これ、全部、当時の私が思っていたことです。
「転職して後悔したくない」── その気持ちは、あなたの真面目さの証。
動けないあなたは「弱い」んじゃなく、動けないほど追い詰められているだけかもしれません。
ワーママの転職、よくある後悔3つ
📝 この章のポイント
転職したワーママの「こんなはずじゃなかった」を3つだけ厳選しました。事前に知っておけば、面接での質問の仕方で大半は防げます。
① 通勤時間が長くなった
求人票では「自宅から30分」だったのに、保育園送迎を含めると実質1時間。
朝の戦争に拍車がかかり、結局体力が持たなかった、というケースです。
通勤は「自宅から」ではなく、「保育園送迎を含めた実時間」で測るのがコツです。
② 時短勤務が「使えるはず」だったのに使えない
制度はあっても、実際には誰も使っていない、という職場は意外と多いです。
「育児中のワーママさん、何人いますか?」と面接で聞いて、ゼロだったら少し慎重になったほうがいいかもしれません。
③ 職場の理解が思ったほどなかった
求人票には「子育て応援」と書いてあったのに、入ってみたら「子の発熱で早退」に冷たい目線。
言葉と実態がズレている職場は、想像以上に多くあります。
これらの後悔は、面接の質問の仕方で大半は防げます(後ほど詳しくお話しします)。
私が「もう無理かも」と気づき、退職を決めるまで
ここからは、私自身の話を少しさせてください。
今、追い詰められているあなたに、「私と同じ人がいた」と感じてもらえたらと思います。
(ノウハウだけ知りたい方は、「後悔しないための5つの選び方」まで飛ばしてOKです)
駐車場で泣いた、土曜日の朝
あれは、退職する3か月前の土曜日でした。
土曜出勤の日、子どもを乗せずに一人で運転して、職場に向かう途中。
特別なことは、何もありませんでした。
緊張する出来事もない。
怒られたわけでもない。
ただの、普通の朝。
それなのに、信号待ちで突然、涙が止まらなくなったんです。
「あれ?なんで?」
自分でも驚きました。
泣くような出来事は、何もないのに。
引き金がない涙ほど、こわいものはありませんでした。
限界が、日常に染み込んでいた。それを、あの日初めて気づきました。
体の悲鳴を「ただの甘え」と踏みつけていた
振り返ると、サインは前からありました。
休日に立ち上がれず、ベッドから動けない日。
胸の痛みを感じる日。
手が震える日。
でも、私はこう思っていました。
「メンタル不調で休むなんて、ただの甘え」
「自分の体調で職場に迷惑をかけるなんて、ありえない」
体は悲鳴をあげているのに、私はそれを聞こえないふりをして、踏みつけていたんです。
職場では、誰にも悟られたくありませんでした。
他人の前では、笑顔で。
「大丈夫です、頑張ります」と言いながら、心の中ではボロボロでした。
もしあなたが今、似たような感覚を抱えているなら、それは甘えじゃありません。
体が出しているSOSです。
「私、虐待してしまいそう」── 夫の反応に、孤独になった夜
長女が2歳、次女が0歳のころ。
平日の夕飯と入浴を終えた、19時前後。
ある夜、私は夫にこう言いました。
「私このままだと、虐待してしまいそう」
夫は、鼻で笑って「まさかっ」と言いました。
軽くあしらわれたように感じました。
その瞬間、私は悟りました。
「この人に頼っても駄目だな」
どうしてわかってくれないんだろうと、心が静かに沈みました。
夫は協力的ではあったんです。
でも、肝心なところで、私の限界を理解してくれない。
その夜から、私は心の中で決めました。
- 夫に期待するのは、やめよう
- 淡々と、今を乗り越えよう
- 身近な、信頼できる人に甘えよう
もし、あなたの夫も「協力的だけど、肝心なところで通じない」感じがあるなら、
あなたが間違っているわけじゃありません。
夫に分かってもらえなくても、大丈夫。
他に、話せる人を一人見つけてください。
トイレに駆け込んだ日。「これ以上いたら、病気になる」
駐車場の涙から、私は3〜6か月くらい悩み続けました。
辞めたい。でも、辞められない。
そんな日々が、ずっと続きました。
一度、夫に「辞めたい」と相談したこともあります。
でも夫は、こう言いました。
「自分が部下から退職の相談をされたら、もう諦めて、見切ると思う。だから、気軽にそういうこと、言わない方がいいよ」
夫としては、真面目なアドバイスだったのかもしれません。
でも、追い詰められていた私には、追い打ちでした。
それから、夫に弱音を吐くのは、しばらくやめました。
家にいても、笑顔は出ない。
楽しいことを考える余裕もない。
ただ、子どもたちが死なないように、家事育児だけはこなす。
そんな鉛のような毎日でした。
転機は、突然来ました。
ある日、上司から日常的な指摘を受けたんです。
特別厳しい言葉ではありませんでした。
ちょっとした業務上の指摘。
でも、その瞬間、心臓が暴れ始めました。
動悸が止まらない。息ができない。
私はトイレに駆け込んで、しばらく出てこられませんでした。
「これ以上ここにいたら、私、病気になる」
そう、はっきり感じました。
その日、私は退職を決めました。
最初に「辞める」と伝えたのは、夫ではなく、親友でした。
さおりさん
実は私も最近、心臓がドキドキして眠れない日があって…。
でも、病気ってほどじゃないし、気のせいかなって。
りぃママ
気のせいじゃないですよ。
体はちゃんとサインを出してくれています。気づいてあげてくださいね。
ワーママの転職で「後悔しない」ための5つの選び方
ここからは、私が2回の転職を経て学んだ、後悔しない選び方をお伝えします。
① 給料の「下限」を最初に決める
転職前に必ずやってほしいのが、「ここまでは下がってもOK」という最低ラインの設定です。
私自身、2回目の転職では時短パートになりました。
額面は下がりましたが、時給1400円という条件は、社会福祉士の時短勤務としては高いほうです。
「下限」を決めていたから、迷わずに選べました。
下限を決めずに転職活動をすると、目の前の求人票に振り回されます。
紙とペンで、こう書いてみてください。
- 今の手取り:◯万円
- 下がってもいい最低ライン:◯万円
- 譲れない理由:(例:家賃と保育園代を払うため)
これだけで、面接の場面でも判断がぶれにくくなります。
② 通勤・送迎距離を譲れない条件にする
ワーママ転職で一番後悔されやすいのが、通勤時間です。
「30分」と書かれた求人でも、保育園送迎を経由すると実質1時間以上になることもあります。
譲れない条件として、こう書き出してください。
- 自宅から保育園までの時間
- 保育園から職場までの時間
- 急なお迎え要請に対応できる距離か
「行ける」と「毎日続けられる」は、別物です。
③ 面接で確認すべき3つの質問
ここが、ほとんどの記事で抜け落ちている最重要パートです。
面接で、勇気を出してこの3つを聞いてください。
🎯 面接で必ず聞きたい 3つの質問
1「現在、育児中のワーママさんは何名くらい在籍していますか?」
ゼロや極端に少ない場合、制度はあっても実際には使えない可能性があります。
2「子の発熱で急に休む場合、どのようにフォローし合っていますか?」
「気にせず休んで」だけの返答は要注意。具体的なフォロー体制があるかを確認します。
3「時短勤務の方の具体的な勤務時間と、フルタイム移行のタイミングを教えてください」
制度の有無ではなく、実際の運用を聞くことで、入社後のギャップを防げます。
質問しにくい?私もそうでした。
でも、質問するあなたが「面倒なワーママ」じゃないんです。
応募者を歓迎しない職場こそ、入ってから後悔します。
④ 「資格を活かす」も「活かさない」も、あなたが選んでいい
さおりさん
「せっかく取った社会福祉士の資格、活かさなきゃ」ってずっと思ってて…。
りぃママ
わかります、私もそうでした。
でも今は、活かす道も、活かさない道も、両方アリだと思っています。
私は2回とも、社会福祉士の資格を活かして転職しました。その後、福祉職を辞めてライターに。
両方やってみて、強く言えることがあります。資格を活かす道も、活かさない道も、両方アリです。
「せっかく取った資格だから」と、自分を縛り付けないでください。あなたの幸せが、最優先です。
⑤ 一人で決めない。最初に話す相手を選ぶ
私が最初に「辞める」と話したのは、夫ではなく親友でした。
夫に話して、もし冷たく返されたら、もっと動けなくなる気がしたから。
あなたの「最初に話す相手」は、夫である必要はありません。
信頼できる友人、信頼できる先輩、カウンセラー──
「あなたの感情を否定せずに、まず聴いてくれる人」を、一人選んでください。
その人に話すことで、頭の中が整理されます。
そして、夫や上司への伝え方も、徐々に決められるようになります。
ワーママの転職は、こわくない。「負けた」と思った先に、私の今がある
退職を決めた当時の私は、「負けた」と思っていました。
「やっぱり、私は何もできない人間なんだ」と。
でも、今の私は、こう言えます。
朝4時に起きて、ライターの仕事をしています。
3人の子どもを育てながら、月10万円を稼いでいます。
このブログも立ち上げました。
「何もできない人間」── そんなはず、ありませんでした。
むしろ、追い詰められた職場から離れたから、今の自分がいるんです。
駐車場で泣いていた、あの土曜日の私に伝えたい。
「今、幸せだよ」と。
ワーママの転職は、こわくない。
こわいけど、こわいだけじゃありません。
動いた先には、当時の自分が想像もしなかった景色が待っています。
さおりさん
私も、いつか動けるかな…?
りぃママ
きっと大丈夫。
あなたのペースで、ゆっくり進めばいいんです。
ワーママの転職についてよくある質問
💬 よくある質問(FAQ)
Q. ワーママの転職は不利になりますか?
不利とは限りません。育児経験は「マルチタスク能力」「優先順位の判断力」として評価する職場が増えています。ただし、職場選びは本記事の「面接で確認すべき3つの質問」を活用して慎重に。
Q. 転職で年収が下がるのが不安です。
「下がってもいい最低ライン」を最初に決めるのがコツです。時短勤務なら、時給単価で考えると損失感が減ります。私自身、2回目は時給1400円(社会福祉士の時短としては高め)を確保しました。
Q. ワーママの転職活動はいつ始めるのがベスト?
「辞めたい」と思った時から、情報収集だけでもOK。実際の応募は、現職での引き継ぎ期間(2〜3か月)を逆算して動きます。保育園・学校の節目(4月始まり)を意識すると、家族にも負担が少ないです。
今夜できる、たった1つのこと
🌙 今夜の宿題(1分で終わります)
転職サイトの登録も、履歴書もまだいりません。
スマホのメモに「下がってもいい給料の最低ライン」を1行書くだけ。
それが、あなたの転職活動の、いちばん小さな第一歩です。
さいごに
ここまで読んでくれて、ありがとうございました。
「ワーママの転職は、こわくない」── これは、当時の私に届けたかった言葉でもあります。
あなたは、何もできない人間なんかじゃありません。
子どもを育てながら、毎日を回している、それだけで十分すぎるほど頑張っています。
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完璧じゃなくていい。
あなたのペースで、いい。
あなたは、大切な存在です。
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今夜は、ゆっくり休んでください。
そして、明日また少しだけ、自分の心の声を聞いてあげてくださいね。

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