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さおりさん
転職エージェントって、私みたいに「時短で、送迎に間に合って」って条件だらけの人でも使えるのかな…。
登録だけして、そのままになってて。
りぃママ
条件が多い人ほど、使ってほしいんです。
私は登録したまま眠らせてしまって、職探しに半年かかりました。あのときの自分に言い聞かせるつもりで書きますね。
私は、福祉職12年・転職2回の社会福祉士です。
2回目の転職は、0歳と3歳を抱えた状態でした。平日はほぼワンオペ。送迎も、子どもが熱を出したときの対応も、私しかできませんでした。
転職エージェントにも求人サイトにも登録はしていました。でも、ほとんど使えないまま終わっています。
その結果どうなったか。職探しに半年かかり、入った先では人間関係に苦しむことになりました。
📖 この記事でわかること
・ワーママの転職活動をひとりでやると、何が起きるか
・エージェントに任せるべき3つのこと
・「登録しただけ」で終わらせないための使い方
ワーママの転職活動は、ひとりでやると時間が足りません
まず、当時の私の状況を正直に書きます。
求人を探せるのは、子どもを寝かしつけた後の細切れの時間だけ。ハローワークには次女を抱っこ紐で連れて行き、子どもの機嫌がもつのは1時間が限界でした。お昼寝の時間を避けて予定を組み、「今日はここまで」と切り上げて帰る日も何度もありました。
面接の日程調整も、全部自分でやりました。上の子の預け先が決まっていない時期は、面接そのものをどう組むかで頭がいっぱいでした。実際、先方の了承をいただいて、次女を抱っこ紐で抱えたまま面接を受けたこともあります。
半年かかったのは、私の能力の問題ではありません。ワンオペで働きながら、ひとりで全部やろうとしたからです。
📝 考え方をひとつだけ変えてほしい
ワーママに必要なのは「転職活動の時間を作ること」ではありません。時間がなくても回るように、人に任せることです。転職エージェントは、忙しいあなたのための転職活動の外注先だと考えてください。しかも、求職者は無料で使えます。
エージェントに任せるべき、3つのこと
「求人を紹介してもらう場所」だと思っていると、価値の半分も使えません。ワーママにとって本当に大きいのは、次の3つです。
① 求人票に出ていない、職場の実態を確認してもらう
これが最大の価値です。
「育児中の職員は何人いますか」「時短勤務の人は、実際に定時で上がれていますか」「子どもの発熱で休むとき、どうフォローし合っていますか」
こうした質問は、自分では聞きにくいものばかりです。応募先に直接は聞けないし、面接で全部聞くのも気が引ける。担当者を通せば、応募する前に確認できます。
求人票の「時短可」は、制度があると書いてあるだけ。実際に使えているかどうかは、中の人しか知りません。
② 面接の日程調整と、時間帯の交渉をしてもらう
「保育園のお迎えがあるので、16時までの時間帯でお願いしたい」
自分で言うと角が立ちそうで、言い出せない。この交渉を代わりにやってもらえるのは、ワーママにとって想像以上に大きいです。オンライン面接が可能かどうかの確認も含めて、任せてしまいましょう。
③ 履歴書・職務経歴書を添削してもらう
福祉職の職務経歴書は、書くのが難しい分野です。相談援助の仕事は数字にしにくく、「何ができる人なのか」が伝わりにくい。
添削は無料で受けられます。あなたは素材を出すだけ。夜中にひとりで悩んで手が止まるくらいなら、渡してしまったほうが早いです。
【後悔】私が、確かめきれなかったこと
ここからは、この記事でいちばん伝えたい話です。
私は2回目の転職で、やれることは全部やったつもりでした。条件を絞り、ハローワークに通い、友人にも相談し、面接では送迎や発熱対応のことも隠さず伝えました。
それでも、確かめきれなかったものがあります。職場の中の、人間関係でした。
入ってから、私はそこで悩み、苦しむことになります。
もちろん、誰のせいでもありません。入ってみないと分からないことは、確かにあります。
ただ、今になって思うんです。
「あの職場の雰囲気を、代わりに聞いてくれる人がいたら、何か違っていたかもしれない」と。
職員の定着率はどうか。前任者はなぜ辞めたのか。チームの雰囲気はどうか。
自分で応募すると、こういうことは聞けません。聞けたとしても、答えは建前になりがちです。
🗣️ 私が今、あの頃の自分に頼ませたい質問
・この職場の、職員の定着率はどうですか
・前任の方は、どんな理由で辞められましたか
・子育て中の職員は何人いて、実際に時短で帰れていますか
・チームの人数と、年齢層を教えてください
どれも、自分では聞きにくい。でも担当者になら、頼めます。
パワハラやモラハラのある職場を避けたいなら、入る前の情報がすべてです。給料や勤務時間は求人票に書いてありますが、人間関係だけは書いていません。
だから私は、条件が多い人ほど、ワンオペの人ほど、エージェントを使ってほしいと思っています。
それでも、私が使いこなせなかった3つの理由
ここまで書いておいて何ですが、私自身は登録したまま眠らせてしまいました。原因ははっきりしています。同じ失敗をしないでください。
理由1 迷っている段階で、条件だけ丸投げした
エージェントから電話をもらったとき、私は「その条件に合う求人はありません」と言われました。当時は落ち込みましたが、今なら分かります。辞めるかどうかも決めていない状態で、距離も終業時間も時短の可否もガチガチに絞った条件を投げていたんです。相手も動きようがありませんでした。
理由2 連絡手段を指定しなかった
日中は仕事、夜は寝かしつけ。メールも電話も対応しきれず、通知を見て閉じる日が続きました。「連絡はメールで」と最初に言えばよかっただけの話です。
理由3 1社の返事だけで、諦めた
担当者がつくエージェントに登録したのは、総合型の1社だけでした。そこで「ない」と言われて、私はそこで止まってしまった。
総合型は、扱う業界の幅広さが強みです。福祉の求人を細かく探すなら、福祉に強いサービスも併せて持つべきでした。強みの違うところを2つ持っておけば、片方で見つからなくても、もう片方が動きます。
「登録しただけ」で終わらせない、3つのコツ
🗝️ 失敗した私からの3つのコツ
1譲れない条件を3つ決めてから登録する
お迎えに間に合う終業時間、通勤時間の上限、給料の下限。この3行があれば「この時間で終われる求人だけ紹介してください」と具体的に頼めます。
2連絡手段と時間帯を、最初に自分から伝える
「連絡はメールで」「電話は21時以降で」と言っていいんです。ここを言わなかったのが、私の失敗でした。
3強みの違うサービスを2つ持つ
総合型と福祉特化型を1つずつ。見える求人がまったく違うので、片方で「ない」と言われても、もう片方にはあることがあります。
▶ どのサービスを選べばいい?
総合型・福祉特化型・障害福祉や児童福祉に強い領域特化型では、見える求人がまったく違います。私のように「強みとかみ合わない使い方」をしないために、タイプの違いを先に知っておいてください。
ハローワークや、社会福祉士会など職業団体のホームページも併用する価値はあります。地域密着の求人や、大手サイトに出ていない募集が見つかることもあるからです。
ただ、職場の実態を代わりに確認してもらえるのは、担当者がつくサービスだけでした。ここだけは、他で代わりがききません。
今夜できる、たった1つのこと
🌙 今夜の宿題(3分で終わります)
スマホのメモに、譲れない条件を3つだけ書いてください。
「終業◯時まで」「通勤◯分以内」「給料は◯万円以上」。
この3行ができたら、その足で登録して大丈夫です。条件を先に、登録を後に。順番を守るだけで、担当者の動き方が変わります。
転職エージェントについて、よくある質問
💬 よくある質問(FAQ)
Q. お金はかかりますか?
求職者は無料で使えるのが一般的です。運営費は採用する側が負担する仕組みだからです。登録しても、転職しなくてもかまいません。
Q. 登録したら、しつこく電話が来ませんか?
電話が多めのサービスもあります。だからこそ、連絡手段と時間帯の希望を登録時に伝えてください。多くの場合は配慮してもらえます。合わないと感じたら、担当変更も退会も自由です。あなたが我慢する必要はありません。
Q. 今すぐ転職しないのに、登録していいですか?
大丈夫です。「情報収集の段階です」と正直に伝えてください。転職は大きな決断ですが、登録して話を聞くだけなら、あなたは何も失いません。むしろ、迷っている段階から相場を知っておくほうが、いざというときに動けます。
さいごに
もし今の知識を持ったまま、あの半年をやり直せるとしたら。
抱っこ紐で面接に行ったことも、友人に何度も相談したことも、あのときの私にできる精一杯でした。よくやったね、と言ってあげたい。
ただひとつだけ、変えることがあるとすれば。
もっと早く、誰かに頼ればよかった。
自分で全部背負おうとした半年は、正直しんどかった。そして、いちばん知りたかった「職場の中身」は、結局最後まで分からないままでした。
あなたには、同じ道を歩いてほしくありません。
無料で使えて、断ることもできて、聞きにくいことを代わりに聞いてくれる人がいる。使わない理由のほうが、少ないと思うんです。
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全部ひとりで背負わなくていい。
頼れるものは、頼っていい。
あなたは、大切な存在です。
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今夜も一日、おつかれさまでした。


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