さおりさん
ハローワークに行きたいけど、子どもを預ける先がなくて…。
子連れで行っても、迷惑じゃないですか?
りぃママ
迷惑じゃないです。私は0歳と3歳を連れて通いました。
ただ、できることと、できないことがあります。両方書きますね。
私は福祉職12年・転職2回の社会福祉士です。
転職のたびにハローワークにお世話になり、2回目は0歳と3歳を抱えてマザーズハローワークに通いました。
先に正直に言うと、私の転職先はマザーズハローワークでは決まりませんでした。
それでも、通ってよかったと思っています。理由は、求人探し以外の役割があったからです。
この記事では、実際に使ったこと、よかったこと、限界だったこと、子連れで行く日の段取りを書きます。
📖 この記事でわかること
・マザーズハローワークで私が実際に使った3つのこと
・子連れで通ってよかった3つと、正直に限界だった3つ
・子連れで行く日の段取りと、ハローワークを「何に使うか」の決め方
マザーズハローワークとは
子育て中の人向けのハローワークです。全国に、マザーズハローワークが23か所、通常のハローワーク内の「マザーズコーナー」が183か所あります(2026年時点・厚生労働省)。
- 利用は無料
- おもちゃや絵本のあるキッズコーナー、ベビーカーを置ける相談スペース、授乳室がある
- 担当者制で、同じ人が継続して相談に乗ってくれる
- 保育園の送迎に対応できる勤務時間など、家庭と両立しやすい求人を扱っている
最寄りの場所は、厚生労働省の設置箇所一覧で調べられます。
私が実際に使った、3つのこと
① 雇用保険の手続き
退職後の雇用保険(失業給付)の手続きは、ハローワークで行います。
私はこの手続きと、マザーズコーナーでの相談を同じ日にまとめていました。子連れで外出できる回数は限られるので、1回の外出で2つ済ませるのが基本でした。
② 求人票の見方の相談
福祉の求人票は、「時短可」「送迎に配慮」と書いてあっても、実際の終業時間が読み取れないことがあります。
担当の方と一緒に求人票を見て、「ここは応募前に確認したほうがいい」という点を教えてもらえたのは、ひとりで探していたら分からなかったことです。
③ 職務経歴書の相談
2回目の転職は、ブランクがあり、しかも子連れで働ける条件を書類の段階で伝える必要がありました。
「時短希望をどこまで書くか」「ブランクの理由をどう書くか」。この相談ができたのは、大きかったです。
子連れで通って、よかった3つ
① 子連れで相談できた
これに尽きます。
当時、上の子の預け先がなく、下の子は生後数か月。「預けられないから動けない」状態でした。
マザーズハローワークは、子どもを連れて行くのが前提の場所です。
抱っこ紐で下の子を抱えたまま、上の子を連れて相談する。それを誰も気にしない。「子連れで来ていい場所がある」ことが、当時の私には救いでした。
② 書類と求人票を、一緒に見てくれる人がいた
転職サイトは、求人は見られても、自分の書類を見てくれる人はいません。
ハローワークには、いました。担当者制なので、2回目以降は「前回の続き」から話せます。
③ 家の近くの小さな事業所の求人があった
転職サイトに載らない、家から近い小規模な事業所の求人は、ハローワークにしかないことが多いです。
「近い」は、送迎があるワーママにとって、給料と同じくらい大事な条件です。この選択肢が見えたのは、ハローワークのおかげでした。
正直に、限界だった3つ
さおりさん
じゃあ、ハローワークだけで転職できそうですね。
りぃママ
それが、できなかったんです。
私の転職先は、半年通ってもハローワークでは見つかりませんでした。
① 希望に合う求人は、見つからなかった
私の条件は3つでした。家から近い、終業時間が送迎に間に合う、時短ができる。
この3つがそろう福祉の求人は、半年通っても出てきませんでした。
ハローワークが悪いのではありません。そういう求人は、そもそも数が少ない。だから、ここだけに頼ると止まります。
② 子連れだと、1時間が限界
0歳の昼寝を避けて行くと、使える時間は1時間ほど。
求人検索の途中で下の子がぐずり、上の子が飽きて、話が半分で終わる。週に1回通っても、月に使えるのは4時間です。
じっくり探す場所としては、子連れには向いていませんでした。
③ 職場の「中身」は、分からない
求人票には、人間関係も、前任者がなぜ辞めたかも、書いてありません。
ハローワークの担当の方も、そこまでは知りません。
私はこの職場で、人間関係に苦しむことになりました。求人票と面接だけでは、中身は分からない。これはハローワークに限らない話ですが、いちばん痛かった限界でした。
子連れで行く日の、私の段取り
限られた1時間を使い切るために、私がやっていたことです。
🕐 子連れハローワークの1時間
・昼寝の時間を外す。朝いちばんか、昼寝明けに行く
・聞くことを、紙に3つだけ書いて持っていく。その場で考えると時間が溶ける
・下の子は抱っこ紐。両手が空いて、書類を見ながら話せる
・上の子のおやつと絵本を持参。キッズコーナーがあっても、慣れた物のほうが長くもつ
・雇用保険の手続きと同じ日に。外出1回で2つ済ませる
・1時間で切り上げる。ぐずる前に帰ると、次も行ける
ハローワークは「何に使うか」を決めて通う
半年の職探しで、私の転職先は結局、大学時代の友人の紹介で決まりました。
でも、その面接に持っていった職務経歴書は、ハローワークで相談しながら整えたものです。
振り返ると、マザーズハローワークの役割はこうでした。
- 求人探し:家の近くの小さな事業所を見る場所。ただし、ここだけには頼らない
- 書類と手続き:職務経歴書、求人票の読み方、雇用保険。これはハローワークがいちばん
- 職場の中身:分からない。別の手段が要る
私が確かめきれなかった「職場の中身」を、代わりに聞いてくれる人がいたら違ったかもしれない。そう思って書いたのが、福祉職ワーママこそ転職エージェントを使ってほしいです。
ハローワークで書類を整え、エージェントで職場の中身を確かめる。この2つは、競合ではなく分担です。
今夜できる、たった1つのこと
🌙 今夜の宿題(3分で終わります)
設置箇所一覧で、いちばん近いマザーズハローワークかマザーズコーナーを探してください。
そして、子どもの昼寝を避けて行ける時間帯を1つ、決めておく。
行くかどうかは、まだ決めなくていい。「行ける場所と時間がある」と分かるだけで、動きやすくなります。
マザーズハローワークについて、よくある質問
💬 よくある質問(FAQ)
Q. 子どもが泣いたり騒いだりしたら、迷惑になりませんか?
マザーズハローワークは子連れが前提の場所で、周りも同じ状況のママばかりです。私の子も途中でぐずりましたが、担当の方は子連れの相談に慣れています。気になるなら、昼寝明けの機嫌がいい時間帯を選ぶと安心です。
Q. 求職中で、まだ保育園が決まっていません。先に仕事を探していいですか?
私も職探しと保育園探しを同時進行していました。上の子は幼稚園のプレの空き枠に救われ、面接は先方に了承をもらって下の子を抱っこ紐で受けました。順番を待っていると動けないので、両方を同時に進めて大丈夫です。自治体によって求職中の入園申込の扱いが違うので、役所の窓口にも早めに聞いてください。
Q. 転職サイトや転職エージェントと、何が違いますか?
ハローワークは、地域の小さな事業所の求人と、書類・手続きの相談に強いです。転職エージェントは、求人票に載らない職場の雰囲気や前任者の退職理由を代わりに確認してくれる点が違います。私はハローワークだけで探して、職場の中身を確かめられませんでした。両方を分担で使うのがおすすめです。
さいごに
0歳と3歳を連れてマザーズハローワークに通っていた頃、私は「預けられないから動けない」と思っていました。
でも、子連れで行っていい場所がありました。
そこで書類を整え、求人票の読み方を覚え、雇用保険の手続きも済ませた。転職先は別のところで決まったけれど、あの半年は無駄ではありませんでした。
「働きたい」と口に出して、動ける場所に行く。
それだけで、情報は集まってきます。
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子連れで行っていい場所は、ちゃんとある。
1時間で切り上げていい。あなたのペースでいい。
あなたは、大切な存在です。
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今日も一日、おつかれさまでした。


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