さおりさん
上の子が来年、小学生。「小1の壁」って聞くだけで不安…。
いっそ辞めようかと思うけど、後悔するのかな。
りぃママ
実は、後悔した人としなかった人には、はっきりした違いがあるんです。
それは「辞めたかどうか」じゃなくて、「辞める前に何をしたか」なんですよ。
私は、福祉職12年の社会福祉士。いまは退職して働き方を変え、小学生2人と保育園児1人、3人の子どもを育てながら在宅で働いています。
小学生ママになって分かったのは、小1の壁は「事前に知っているかどうか」で大きさが変わるということ。
後悔しないために、辞める前に知ってほしいことを、全部書きますね。
📖 この記事でわかること
・小1の壁で退職して「後悔した人」の理由トップ3
・「後悔しなかった人」がやっていた3つの準備
・退職以外の、壁を越える4つの働き方
小1の壁とは?保育園より働きづらくなる5つの理由
「小学生になれば楽になる」と思われがちですが、実は逆。
働くママにとって、小学校は保育園より両立が難しくなることが多いんです。
- 学童は保育園より預かり時間が短い(延長も18時台までが多い)
- 朝、子どもより先に家を出られない(登校時間が遅い)
- 宿題のチェック・音読・丸つけが毎日発生する
- 平日の行事・懇談会・PTAが増える
- 夏休みなどの長期休みは、毎日お弁当
さらに、時短勤務が「未就学児まで」で終わる職場も多く、フルタイムに戻るタイミングと壁が重なります。
「こんなはずじゃなかった」と入学後に慌てる前に、まず全体像を知っておきましょう。
小1の壁で退職して「後悔した人」の理由トップ3
退職して後悔した人の声には、共通点があります。
① 収入が減って、家計と心の余裕がなくなった
いちばん多いのが、お金の後悔です。
世帯収入が減ると、生活水準だけでなく、「自分で使えるお金がない」ことが精神的にこたえるという声が多くあります。
教育費はこれから増える一方。習い事や進学の選択肢が狭まることに、後からじわじわ気づくケースもあります。
② 社会との接点が減って、孤独を感じた
仕事を辞めると、大人と話す機会が一気に減ります。
「〇〇ちゃんのママ」としか呼ばれなくなり、自分の名前で生きている感覚が薄れていく── これは、経験した人にしか分からないつらさです。
③ 再就職しようとしたら、想像以上に大変だった
「落ち着いたらまた働こう」と思っていたのに、いざ動くとブランクの壁。
正社員に戻るハードルは、思っている以上に高いのが現実です。
さおりさん
やっぱり辞めたら後悔するんだ…。我慢して続けるしかないのかな。
りぃママ
そうじゃないんです。
同じ「退職」でも、後悔しなかった人もたくさんいます。違いは、辞める前の準備でした。
「後悔しなかった人」がやっていた3つの準備
① 家計の見通しを、数字で立てていた
後悔しなかった人は、辞める前に「収入が減っても回るか」を具体的に計算しています。
- 退職後の世帯収入と、毎月の支出
- 教育費がかかり始める時期
- 「いつまでに、いくら稼げるようになりたいか」
ざっくりでいいんです。数字にしておくだけで、「なんとなく不安」が「対処できる課題」に変わります。
② 「戻り方」を確保してから辞めていた
- 資格や経験を活かせる再就職ルートを調べておく
- パート・業務委託・在宅など、段階的に戻る道を知っておく
- 可能なら、辞める前に転職サイトへの登録だけしておく
「完全にゼロになる」のと「細くても道がある」のとでは、安心感がまったく違います。
③ 「退職ありき」で考えず、選択肢を並べて比べていた
後悔しなかった人は、退職を「唯一の解決策」にしていません。
時短のある職場への転職、在宅ワーク、パート切り替え──選択肢を並べたうえで、納得して選んでいます。
同じ「辞める」でも、「もう辞めるしかない」と追い込まれて辞めるのと、「比べた結果、これがベスト」と選んで辞めるのとでは、その後の気持ちが全然違うんです。
退職だけが答えじゃない|壁を越える4つの働き方
「小1の壁」の解決策は、退職か我慢かの二択ではありません。
① 時短・フレックスのある職場へ転職する
小学生ママにとって大事なのは「朝と放課後に対応できる働き方」。
最初から子育てに理解のある職場を選び直すのは、立派な選択肢です。
選び方のコツは、ワーママの転職は、こわくない|後悔しない選び方にまとめています。
② 在宅ワークに切り替える
私はこの道を選びました。
在宅なら、朝の見送りも、帰宅の「おかえり」も、長期休みも対応できます。
収入が安定するまで時間はかかりますが、「子どもの生活に合わせて働ける」のは何にも代えがたい安心です。
③ パート・時間の融通がきく働き方に変える
正社員にこだわらず、一度ペースを落とすのも手です。
「キャリアが途切れる」と感じるかもしれませんが、細く続いていれば、また太くできます。
④ 学童・ファミサポ・祖父母など「頼る先」を増やして続ける
働き方を変えずに、サポート体制で乗り切る道もあります。
民間学童、ファミリーサポート、シルバー人材センターの送迎支援など、地域の資源は意外とあります。
私の考え|「子どものため」と「自分のため」は、両立していい
最後に、ひとつだけ伝えたいことがあります。
小1の壁の悩みは、「子どものそばにいたい」と「自分の人生も大事にしたい」の間で揺れる悩みです。
そして多くのママが、「子どものために自分が我慢する」を選びがちです。
でも、私は退職して働き方を変えてみて、思うんです。
ママが無理をやめたら、家の空気がやわらかくなった、と。
子どものためを思うなら、あなた自身がすり減らないことも、同じくらい大切です。
「子どものため」と「自分のため」は、対立するものじゃありません。
今夜できる、たった1つのこと
🌙 今夜の宿題(1分で終わります)
お住まいの学区の学童の預かり時間を、1つだけ調べてみてください。
「何時まで預かってもらえるか」が分かると、必要な働き方が具体的に見えてきます。
小1の壁と退職についてよくある質問
💬 よくある質問(FAQ)
Q. 小1の壁で退職する人は、実際に多いのですか?
子どもの小学校入学を機に働き方を変える人は少なくありません。退職だけでなく、時短転職やパート切り替えを選ぶ人も多く、「何かを変える」タイミングになりやすい時期です。
Q. 退職したら、下の子は保育園を退園になりますか?
退職して無職になると、下の子の保育園継続が難しくなる自治体が多いです。求職中扱いの猶予期間も自治体によって異なるため、辞める前に必ず保育課へ確認してください。
Q. 一度退職したら、もう正社員には戻れませんか?
戻れないわけではありませんが、ブランクが長いほどハードルは上がる傾向があります。資格・経験を活かせる分野を選ぶ、細く働き続ける、在宅で実績を作るなど、「道を切らさない」工夫が有効です。
さいごに
ここまで読んでくれて、ありがとうございました。
小1の壁は、たしかに高い壁です。
でも、事前に知って、準備して、選択肢を並べて選べば、後悔しない越え方は必ずあります。
辞めるのも、続けるのも、働き方を変えるのも。
どれを選んでも、あなたが納得して選んだ道なら、それが正解です。
✦
「子どものため」と「自分のため」は、両立していい。
あなたのペースで、選んでいい。
あなたは、大切な存在です。
✦
入学準備、いろいろ大変だと思いますが、今夜はゆっくり休んでくださいね。

コメント