さおりさん
今の生活、悪くないはずなの。仕事もあって、家もあって。
でも…疲れた。もう、全部やめたい。
りぃママ
「悪くないはずなのに疲れた」って、いちばんつらい状態ですよね。
不満の正体が見えないから、誰にも文句を言えない。よく分かります。
私は、福祉職12年・3児の母。フルタイム共働きで、仕事とワンオペ家事育児を回していた時期があります。
「恵まれてるはずなのに、疲れた」
「これくらいで音を上げたら、甘えかな」
そう思いながら走り続けていた私が、疲れの正体と対処法を、実体験からお伝えします。
📖 この記事でわかること
・共働きフルタイムが疲れる、3つの本当の原因
・今日からできる、負担を減らす現実的な対処法
・「フルタイムを続ける」以外の選択肢の考え方
「悪くない生活なのに疲れた」は、おかしくない
まず、これを伝えたいんです。
収入も家も家族も、恵まれているはず。
それなのに疲れ切っている自分を、「贅沢な悩みかな」と責めていませんか。
責めなくていいんです。
共働きフルタイムの疲れは、環境の良し悪しではなく、構造の問題だから。
- 平日は仕事でフル稼働、帰宅後は家事育児で第2ラウンド
- 土日は平日にできなかった家事と、子どもの相手で消える
- つまり、「休み」が構造上どこにも存在しない
どれだけ恵まれた環境でも、回復の時間がなければ、人は疲れます。
あなたの疲れは、正当です。
共働きフルタイムが疲れる、3つの本当の原因
① 時間の制約が、一日中続く
朝は保育園・学校の時間に追われ、日中は退社時刻から逆算して仕事をし、夜はお迎えから寝かしつけまでノンストップ。
一日のすべてが「締め切り」でできている──これが共働きフルタイムの時間構造です。
自分のペースで動ける時間がないことは、想像以上に心を削ります。
② 家事育児の負担が、片方に偏っている
疲れの最大の要因は、実は仕事そのものより「家庭内の偏り」だったりします。
同じフルタイムで働いているのに、家事育児の采配は自分。
夫は「手伝う」スタンスで、考えて動くのはいつも自分。
この「名もなき家事+管理職業務」が、体より先に心を疲れさせます。
③ 子どもの急なトラブルを、いつも自分が引き受けている
発熱の呼び出し、行事、急な学級閉鎖。
そのたびに職場へ謝り、調整するのが自分──というご家庭は多いはず。
「いつ呼び出されるか分からない」という常時待機のプレッシャーは、実際に呼び出される日以上に、じわじわ効いてきます。
今日からできる、負担を減らす現実的な対処法
🛠 疲れを減らす4つの作戦
1家事を「機械」に任せる
食洗機・乾燥機付き洗濯機・ロボット掃除機。私はこれで平日の家事時間を大きく減らせました。「贅沢品」ではなく「共働きの必需品」です。
2夕飯のハードルを下げる
ミールキット、お惣菜、冷凍宅配弁当。「手作りじゃなきゃ」を手放すだけで、平日の夜が変わります。子どもに必要なのは完璧な食卓より、機嫌のいいママです。
3夫との分担を「作業」ではなく「担当」で分ける
「お風呂洗って」ではなく「お風呂まわりは全部あなた担当」。考える仕事ごと渡すのがコツです。指示待ちの夫に指示を出し続けるのは、それ自体が労働なので。
4お金で時間を買う(家事代行・ファミサポ)
月に1〜2回でも効果は大きいです。「もったいない」と感じたら、あなたが倒れた時の損失と比べてみてください。
夫に気持ちが伝わらない…という段階でつまずいている方は、夫に「仕事辞めたい」が伝わらない…理解されない時の3つの対処法も参考にしてください。
それでも疲れが取れないなら、「働き方」を見直すサイン
さおりさん
時短家電も分担も、やれることはやってる。
それでも疲れが取れないの。私、どうしたらいい?
りぃママ
そこまでやって疲れるなら、それはあなたの工夫の問題じゃなくて、器の問題。
「フルタイム」という器自体を、見直していい時期かもしれません。
工夫でどうにもならないなら、選択肢は「我慢」だけではありません。
- 時短勤務に切り替える(今の職場で交渉)
- 残業のない・柔軟な職場へ転職する(フルタイムのまま、環境を変える)
- 雇用形態を変える(パート・在宅など、時間の主導権を取り戻す)
大事なのは、フルタイムを手放すことは「負け」でも「もったいない」でもないということ。
私自身、フルタイム共働きを続けた末に心と体を壊しかけて、働き方を変えました。
そして今、思います。あの時もっと早く、「続ける前提」を疑ってよかったんだ、と。
選択肢の全体像は、子持ちの転職は難しい?30代女性が在宅・時短で働く現実的な道にまとめています。
今夜できる、たった1つのこと
🌙 今夜の宿題(1分で終わります)
今週の家事の中で、「やめても誰も困らないこと」を1つ探してみてください。
毎日の床掃除、手作りの夕飯、アイロンがけ──。
見つけたら、それを今週、やめてみる。空いた時間は、あなたのものです。
共働きフルタイムの疲れについてよくある質問
💬 よくある質問(FAQ)
Q. フルタイムからパートにしたら、家計が心配です。
まず「毎月いくらあれば回るか」を書き出してみてください。時短やパートでも意外と成り立つケースは多いです。逆に、あなたが倒れて働けなくなる方が、家計への打撃は大きくなります。
Q. 周りはみんなフルタイムで頑張っています。私だけ弱いのでしょうか?
弱くありません。家庭ごとにサポート体制も、職場の負荷も、子どもの状況も違います。「みんなできてる」ように見えるのは、みんなが疲れを表に出さないだけ。比べる必要はありません。
Q. 疲れているのに、夜更かしをやめられません。
それは「リベンジ夜更かし」と呼ばれる、自分の時間を取り戻そうとする自然な反応です。意志が弱いのではなく、日中に自分の時間がなさすぎるサイン。責めるより、日中の負荷を減らす工夫から始めましょう。
さいごに
ここまで読んでくれて、ありがとうございました。
「悪くない生活のはずなのに、疲れた」
その感覚に、罪悪感を持たないでください。
休みのない構造の中を、あなたは毎日走り続けている。
疲れて当たり前。むしろ、ここまでよく回してきました。
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疲れは、甘えじゃなくて構造の問題。
あなたのペースで、器を変えていい。
あなたは、大切な存在です。
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今夜は、家事をひとつサボって、早く寝てくださいね。

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