さおりさん
辞めたら在宅で働きたい、とは思うんです。
でも、何をすればいいのか全然分からなくて…。
りぃママ
私も分かりませんでした。だから、片っ端から試しました。
合わなかったものも全部、書きます。そのほうが、あなたの遠回りが減るので。
2020年7月、私は福祉職を辞めました。
ほぼ同時に、3人目の妊娠が分かりました。
「外では働けない。でも、稼がなきゃ」
そこから在宅ライターとして月10万円に届くまで、2年半かかっています。
その間に試して、合わなかったものが3つあります。この記事は、その3つと、残った1つの話です。
📖 この記事でわかること
・稼ぐ前に、私が最初にやったこと(家計の立て直しと、家の中の不用品)
・試して合わなかった3つと、それぞれの「合わなかった理由」
・ライターだけが残った理由と、福祉職の経験がどう活きたか
稼ぐ前に、まず「出ていくお金」を整えた
在宅で稼ぐ話の前に、正直に書いておきます。
辞めてすぐ、私は1円も稼げませんでした。
つわりで動けない。乳幼児がいる。まとまった時間はゼロ。
「収入を増やせないなら、出ていくお金を減らすしかない」。そう考えて、最初の数か月は家計だけを整えました。
🧾 辞めた直後に見直したこと
・家計簿アプリで、毎月の収支を見える化
・火災保険・自動車保険の見直し
・プロパンガスの契約を見直し
・住宅ローンの金利を確認
・ライフプラン表を作り直し
・つみたて投資を少額でスタート
一気にやろうとすると進まないので、1つずつ。
どれも「やってみたら意外とできた」ことばかりでした。
派手さはありません。でも、辞めて最初に手にした自信は、稼いだお金ではなく「家計を自分で把握できた」ことでした。
最初の1円は、家の中にあった
次にやったのは、家の不用品をフリマアプリで売ることでした。
初日はエラーが出て、出品すらできず。出鼻をくじかれました。
それでも、子どものお昼寝中と寝かしつけ後にコツコツ出品を続けて、118点出して106点が売れました。
金額は、生活を変えるほどではありません。
でも「自分の手で、お金を生んだ」という感覚は、辞めてから初めてのものでした。
在宅で稼ぎたいと思ったら、最初の1円は仕事ではなく、家の中から出てきます。
試して合わなかった、3つのこと
不用品を売りながら、「ちゃんとした在宅ワーク」を探し始めました。
ここからが、遠回りの本番です。
① ブログ:書けたけど、続かなかった
最初に手を出したのがブログでした。
動画を見ながら、WordPressの設定を自力で完了。試しに書いた記事が画面に表示されたときは、胸がいっぱいになりました。
でも、しばらくすると止まりました。
何を書けばいいのか分からない。誰も見てくれない。
続けるための「書く理由」を、当時の私は持っていませんでした。
② 物販:稼働のわりに、手元に残らなかった
不用品が売れたので、次は「仕入れて売る」物販を試しました。
リサーチ、仕入れ、出品、梱包、発送。やることは多いのに、手元に残るお金は少ない。
子どもの昼寝の1時間半を全部つぎ込んでも、割に合いませんでした。
乳幼児を抱えた私には、時間の使い方として合いませんでした。
③ 資格を活かした相談業務:違う、と感じた
「社会福祉士なんだから、その経験で相談を受ければいい」。
そう思って、資格を活かした相談の仕事も試しました。
オンラインで相談を受けられるサービスに登録するところまでは、進みました。
でも準備を進めるうちに、気づいたんです。乳飲み子が、いつ起きるか分からない。いつ寝るかも分からない。その状態で、決まった時間に誰かの相談を受け止めることはできない、と。
相談を受ける前の、準備の段階でやめました。
このほかにも、プログラミングの学習や動画編集にも手を出しました。
どれも「これかも」と思って始めて、「違った」で終わりました。
📝 このころ、何度も思っていたこと
「やっぱり、今はまだできることはないんだ」「小さい子どもがいて、家でできる仕事なんてない」。何度も、何度も、心が折れました。もし今あなたがここにいるなら、それは失敗ではなく、合わないものが1つ分かっただけです。
残ったのは、ライターだった
合わないものを消していったら、残ったのがライターでした。
きっかけは、クラウドソーシングで毎日チェックしていた案件です。
「転職に関する記事が書けるライター募集」。条件は、こうでした。
- 単価は低い(20本で1,000円)。でも、丁寧な添削がつく
- 初心者向け
- WordPressの使い方も教えてもらえる
- 自分の転職経験が活かせる
- 添削してくれる人が、女性でママ
「今の私にぴったりだ」と思った反面、すぐには動けませんでした。
子ども3人の育児中に、本当にやれるのか。納期を守れなかったらどうしよう。
記事の質が悪くて迷惑をかけたら。そもそも、私に書けるのか。
それでも、応募ボタンを押しました。
単価は安くても、「添削してもらえる」ことに価値があると思ったからです。独学でブログが続かなかった私には、見てくれる人が必要でした。
「やりたいこと」ではなく「今の自分にできること」
ブログも物販も相談業務も、「やりたい」で選んでいました。
ライターは、「今の自分にできること」で選びました。
- 子どもの昼寝の1時間半でも、少しずつ進められる
- 自分の転職経験が、そのまま素材になる
- 人に見てもらえるので、独学で止まらない
この3つがそろっていたのは、ライターだけでした。
選ぶ基準を変えた瞬間に、道が決まりました。
福祉職の経験は、在宅ワークでちゃんと活きた
ライターを始めた頃、「私の12年は何だったんだろう」と思った夜があります。
でも、最初の案件のテーマは「転職」でした。
2回の転職、パワハラで折れかけた経験、ワーママの職探し。私が書けるのは、私が経験したことだけで、それが求められていました。
福祉職の経験は、資格の仕事でしか活きないわけではありません。
人の話を聞く、状況を整理する、伝わる言葉を選ぶ。相談援助の現場で毎日やっていたことが、書く仕事の土台になっていました。
辞めた後の道のり全体は、社会福祉士が現場以外で働く道はある?私がライターになった理由にも書いています。
今夜できる、たった1つのこと
🌙 今夜の宿題(3分で終わります)
家の中で、「もう使っていない物」を3つ探してください。
売るかどうかは、まだ決めなくていい。
「家の中に、お金に変わるものがある」と気づくだけで、在宅ワークの最初の一歩は済んでいます。
福祉職を辞めて在宅ワーク、よくある質問
💬 よくある質問(FAQ)
Q. 社会福祉士の資格を活かした在宅ワークはありますか?
相談業務や研修、記事の監修などがあります。ただ私の場合、資格を「そのまま」使う仕事は合いませんでした。活きたのは資格そのものより、現場で身についた「聞く・整理する・伝える」力でした。資格にこだわりすぎないほうが、選択肢は広がります。
Q. 子どもが小さいうちから在宅ワークはできますか?
できますが、「すぐ稼げる」とは思わないでください。私は辞めてから本格的に始めるまで1年半、月10万円まで2年半かかりました。乳幼児がいる間は、家計を整える・不用品を売る・小さな案件を1つ受ける、で十分です。
Q. ブログは向いていなかったのに、今このブログを書いているのはなぜですか?
6年前の私には「書く理由」がありませんでした。今は、あの頃の私と同じ場所にいる福祉職ワーママに届けたい、という理由があります。合わなかったものが、時間がたって合うようになることもあります。だから、合わなかった経験も無駄ではありません。
さいごに
在宅ワークを探していた頃の私は、ずっと「正解」を探していました。
最初から当たりを引ければ、どれだけ楽だっただろう、と。
でも今は、こう思います。
遠回りしたから、「合わないもの」が分かった。分かったから、残った1つを信じて続けられた。
合わなかった3つは、失敗ではありません。
自分に合わないと分かっただけ。そう思えるようになってから、新しいことを始める怖さが、少し減りました。
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失敗じゃない。合わないと分かっただけ。
完璧じゃなくていい。
あなたのペースでいい。
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今日も一日、おつかれさまでした。


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