職場で自己肯定感が下がるのはなぜ?「私がダメだから」じゃない5つの理由

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さおりさん

さおりさん

昔はもっと自信があったのに、今は「どうせ私なんて」ばかり考えてる。
私、こんなにダメな人間だったっけ…。

りぃママ

りぃママ

待ってください。
あなたがダメになったんじゃなくて、下げられる場所にいるだけかもしれません。

私は、福祉職12年・転職2回の社会福祉士です。

もともと自己肯定感が高いほうではありませんでした。そこにパワハラとモラハラが重なって、地面を掘るように下がっていった時期があります。

当時の私の口ぐせは「どうせ私なんて」でした。

でも今なら分かります。あれは私の性格の問題ではなく、あの職場にいたからでした。

📖 この記事でわかること

・自己肯定感が下がる職場に共通する5つの特徴

・その職場で、自分を守るためのふるまい方

・「もう戻らない」と感じたときに考えてほしいこと


目次

自己肯定感が下がる職場の、5つの特徴

私がいた職場を思い出しながら、正直に書きます。ひとつでも当てはまったら、下がっているのはあなたのせいではありません。

① ミスが一切許されない空気がある

私の職場は、ミスにとても厳しいところでした。

特に先輩は、いつも誰かのミスを探しているような人で、職場はずっとピリピリしていました。人の命や生活に関わる仕事は、慎重さが求められるぶん、この空気になりやすいのだと思います。

でも、慎重さと「責める空気」は別のものです。

ミスを責める職場では、人は挑戦しなくなり、萎縮していきます。

② 悪口・陰口・愚痴が日常になっている

私がいた職場は、悪口、陰口、不平、不満。負の言葉が一日中飛び交っていました。

自分が言われていなくても、これは効きます。

「次は自分かもしれない」と、常に身構えることになるからです。

③ パワハラ・モラハラがある

上司の顔色を伺って、毎日ビクビクしていました。

高圧的に押さえつけられ、監視され、管理される。

そんな場所で自信を保てる人は、いません。判断基準はモラハラ職場を辞めたい|「私が悪い」と思う前に知ってほしい判断基準にまとめています。

④ 職員同士に信頼関係がない

部署の中どころか、会社全体で信頼がありませんでした。

お互いを監視し合い、揚げ足を取り合う。

安心して弱音を吐ける相手がひとりもいない職場は、それだけで人を削ります。

⑤ 「できて当たり前」で、認める言葉がない

これが、いちばん静かに効きました。

うまくいっても何も言われない。失敗したときだけ指摘される。

これを何年も続けると、自分の中に「できた」を数える習慣そのものが消えます。


【体験談】先輩に言われ続けた、3つの言葉

当時、自分なりに一生懸命仕事を覚えようとしていた私が言われた言葉です。

「そんなことしても意味ないよ」

「浮足立って、調子乗ってると、ミスする」

「ほら、やっぱりミスした」

今、文字にして並べてみると、ひどい言葉だと分かります。

でも当時の私は、そう思えませんでした。

「私が至らないから言われるんだ」「言ってもらえるだけありがたい」と、全部自分の中に取り込んでいたんです。

自己肯定感が下がっている最中は、その言葉がおかしいと気づく力ごと、削られています。

これがいちばん怖いところでした。


職場で自分を守る、4つのふるまい方

すぐに辞められない。それが現実だと思います。だから、今いる場所でできることから。

① 「いい人」をやめる

自己肯定感が下がる職場で、頑張りすぎるのはやめてください。

頼まれごとを全部引き受けても、そういう職場では感謝は返ってきません。むしろ「やって当然の人」になり、さらに削られます。

断ることは、冷たさではなく防具です。

② 「誰の言葉を受け取るか」を自分で決める

すべての言葉を平等に受け取る必要はありません。

あなたを大切に扱わない人の評価は、参考にしなくていい。

受け取る言葉を選ぶのは、あなたの権利です。

③ 「できたこと」を、自分で数える

認めてもらえない環境では、自分で自分を認めるしかありません。

私がやって効いたのは、寝る前にその日できたことを3つ思い出すことでした。「子どもを寝かせた」「洗い物を終えた」──それで十分です。

派手に上がりはしません。でも、ゆっくり確実に戻っていきました。

④ 職場の外に、自分の居場所を持つ

職場だけが世界になると、そこでの評価が自分の全部になります。

友人でも、趣味でも、SNSでもいい。

別の場所であなたを知っている人がいる。それだけで、職場の言葉の重さが変わります。


それでも戻らないなら、環境のほうを変えていい

さおりさん

さおりさん

工夫はしてるつもり。でも、家に帰ってからも引きずってしまって…。

りぃママ

りぃママ

それは、工夫が足りないんじゃありません。
削られる量が、回復する量を上回っているだけです。

私は最終的に、その職場を離れました。

そして環境が変わったとき、驚いたことがあります。

前の職場で「できない自分」だと思っていたことが、普通にできたんです。

私の能力は、何も変わっていませんでした。変わったのは、周りの人と空気だけ。

もし今、家に帰っても引きずる日が続いているなら、それは限界のサインかもしれません。判断の目安はワーママの仕事がしんどい・辞めたい|限界を感じた時の対処法に書いています。

🍀 つらさが続くときは、ひとりで抱えないでください

眠れない、涙が止まらない、「消えたい」と思う瞬間がある。そんなときは、無料・匿名で相談できる窓口があります。

▸ こころの耳(厚生労働省):働く人のメンタルヘルス相談(電話・SNS・メール)

▸ よりそいホットライン:0120-279-338(24時間・通話無料)

▸ お住まいの精神保健福祉センター:地域の公的な相談窓口(一覧ページ)


今夜できる、たった1つのこと

🌙 今夜の宿題(1分で終わります)

寝る前に、今日できたことを3つだけ思い出してください。
「起きた」「子どもにごはんを食べさせた」「職場に行った」。それで十分です。
誰も数えてくれないなら、自分で数えるしかない。まず今夜、1日ぶんだけ。


職場と自己肯定感について、よくある質問

💬 よくある質問(FAQ)

Q. もともと自己肯定感が低いだけかもしれません。

見分け方があります。「休日や家庭でも同じくらい低い」なら元々の傾向かもしれませんが、「職場にいるときだけ強く落ちる」「日曜の夜から下がる」なら、環境の影響が大きいと考えられます。私は後者でした。

Q. 厳しい指摘も、成長のためには必要では?

「行動」への指摘と「人格」への否定は別のものです。「この手順を直そう」は指導ですが、「だからあなたはダメなんだ」は指導ではありません。後者が多い職場で伸びる人を、私は見たことがありません。

Q. 転職しても、また同じことになりませんか?

その不安はよく分かります。だからこそ、次を選ぶときは求人票ではなく「職員の定着率」「子育て中の職員が実際にいるか」を確認してください。自分で聞きにくければ、転職エージェントの担当者に代わりに確認してもらう方法もあります。


さいごに

あの頃の私は、自分が悪いのだと思っていました。

要領が悪いから。慣れないから。がんばりが足りないから。

だから余計にがんばって、余計に削られて、いつの間にか「どうせ私なんて」が口ぐせになっていました。

もし今、あなたが同じ場所にいるなら、ひとつだけ覚えていてください。

あなたの価値は、あの職場では測れません。

測り方を知らない人たちの中にいるだけです。

✦

下がったのは、あなたの価値じゃない。

いる場所の、測り方が違うだけ。

あなたは、大切な存在です。

✦

今夜も一日、おつかれさまでした。

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この記事を書いた人

福祉職12年・転職2回・メンタル崩壊1回・3児の母。
「動きたいのに、動けない」── あの夜の私と、今のあなたへ。
焦らなくていい。あなたのペースで、いい。
そんな言葉を、当時の私とあなたに、届けています。

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